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メンデルスゾーン ピアノ協奏曲第1番他(小菅優、小澤征爾) [クラシック音楽]

メンデルスゾーン ピアノ協奏曲第1番
           「無言歌集」第5巻 第1番「5月のそよ風」
                  第6巻 第4番「紡ぎ歌」
                  第5巻 第5番「ヴェネツィアの舟歌 第3」
                  第4巻 第6番「春の歌」
                  第4巻 第3番「胸騒ぎ」
                  第3巻 第6番「デュエット」
           前奏曲とフーガ
           ロンド・カプリチオーソ
           厳格な変奏曲
     
          小菅優:ピアノ
          水戸室内管弦楽団 小澤征爾:指揮
          2009年4月(協奏曲、ライヴ)
          2009年7月(小品、スタジオ録音)

ピアノ協奏曲、他にはシフ、デュトワ盤しか持っていないので
これとの比較しか出来ないですが、好みとしてはこの小菅、小澤盤の方。
シフ盤の洗練された上品な演奏もいいけれども、
この小菅盤の程よい重厚さ、緊迫感がメンデルスゾーン初期のこの作品を
一回り大きくしてくれているようで
「ああ、メンデルスゾーンってドイツの作曲家だったんだよなぁ」と
シフ盤ではあまり感じなかったこのことを改めて実感。
小澤指揮のオケも小編成のわりに(録音のおかげ?)
意外にしっかりと鳴っていて、小澤のメンデルスゾーンはボストンSOとの
「真夏の世の夢」、スターンとのコンチェルトくらいしか聴いたことがないけれども
結構いける。

小菅優のピアノは以前聴いたカーネギー・ホールのライブ盤、
リストのアルバムに比べると「おや?」と思うほどおとなしい。
(それでもシフに比べると重心が低い凄みのある演奏だけれども。)
いや、おとなしいと言うか、持ち味のダイナミックさを後退させて随分丁寧で
繊細な面に神経を割いていると言うか、豪快さよりは弱音部の美感に
感心した次第。
それでも、さすがにフィナーレの畳み掛ける推進力、迫力は
オケ共々”らしさ”が出ていて素晴らしい。

メンデルスゾーンのピアノ小品集、聴かないんだよなぁ、ほとんど(汗)。
でも、コンチェルトよりは普段の小菅優らしさが出ている(ように思う)。
ロマン派だからと言って変に歌い過ぎない、
どちらかと言うとベートーヴェンほどの厳しさはないとは言え
若干”精神的な”古典派っぽいアプローチ?
古典派と言えばモーツァルトのコンチェルトもそんなに悪くなかった印象が。
今度聴き直してみよう。

メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番 他

メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番 他

  • アーティスト: 小菅優,メンデルスゾーン,小澤征爾,水戸室内管弦楽団
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2009/09/30
  • メディア: CD


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